洛タイ投書箱



子どもはなぜ荒れるのか
指導の過程を大切に 2008年 3月 7日


◆…昨年6月「荒れる今池小学校」の新聞記事を読みました。教師の加配などの行政の配慮でよくなったと思っていました。
◆…ところが2月28日新聞をあけてみますと、どの新聞も大きく、今池小学校の荒れる子供に対して校長の対応が大きく報道されていました。
◆…授業中に、子供が教室から飛び出してしまう前に、担任、そして加配の先生はどのようにしていられたのでしょうか。どうして飛び出して荒れるのか、心の中に秘めている思いをじっくりと聞き問うていく、追いつめるのではくて、自ら心の扉をひらけていく日頃の指導が大切であると思います。
◆…子どもたちは、社会、学校、家庭など、様々な社会とのかかわりの中で開花し、人格が形成されていきます。その過程の中で、いろいろな夢を描き、希望をもち、また悩み、苦しみ、人間としての在り方や生き方を自らに問いかける、この問いかけを繰り返すことによって人格もまた磨かれていきます。
◆…道徳は、自らを見つめ、自らに問いかけることから出発します。
◆…山城地方のある小学校では、全校教師の共通理解のもと、児童の心を理解し、発達段階に応じた道徳指導をされている発表を聞きました。学校長の授業、これまたすばらしく、回を重ねる授業の中で、子供から出てくる言葉や、感想文に磨かれてゆく子供の姿も頼もしく心のうたれるものでした。
◆…問題行動に対しての指導は、付焼刃に終わることなく、普段からさり気なく心情に訴える指導を繰り返すことが大切です。
◆…科学技術の驚異的な進歩や経済の急激な変化に伴い、人間存在そのものの在り方が問われています。深刻化する児童生徒のいじめや非行などの問題行動の増加の要因は、児童生徒の道徳性が育っていないからだと思います。
◆…道徳教育の効果は短期間に多くは期待できませんが、根気よく長い目で変容を観察する心構えが大切です。問題行動は直ちに適切な指導が望まれます。
◆…今後経験豊かな教師の助言を求め、個別的に相談的な指導、学年や、学校全体での取り組みの充実、研修会、実施した授業の評価を行い、次の指導に生かす工夫も忘れてはなりません。
◆…評価の観点は、児童のよさや個性も大切にしていきたいと思います。

 「よい心」「わるい心」の価値葛藤、問いて育てよ「良い心」

(道徳を考える一市民)

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