洛タイ投書箱



C型肝炎の責任は国にあり
2007年 12月 5日

◆…連日各マスコミを賑わしている「C型肝炎薬害問題」。厚生労働省に血液製剤「フィブリノゲン」を投与した患者リストがありながら本人に告知しなかったばかりかリストの存在すら嘘をついており、長年の間に進行した病気は、本人が知らない間に「肝硬変」や「肝臓ガン」になってしまっている。
◆…斯くいう私も、数年前までこのC型肝炎と闘った一人。私の場合は輸血や薬剤の使用はなく、40年ほど前に善意の気持ちで行った6回の「献血」が原因としか考えられない。当時は注射針も交換しないで使用していたので、恐らくその時に感染したのだと思う。朝起きたらシーツ一面に拡がる血尿、血小板の減少による止まらない鼻血、慢性的な身体のだるさ、土色の顔、腰の下を切られる様な痛み…私の闘病生活は、人には言えないほどの辛さがあった。
◆…当時は牛乳の製造販売会社を経営しており、夜中の2時から仕事をしながら身体の異変と闘っていたが、さすがに限界と感じ病院へ行ったところC型肝炎と診断されたのだった。早速「インターフェロン」や「レベトール」といわれる薬を投与され治療が始まったが、なかなか良くならない。逆に様々な副作用に苦しめられた。「病気に負けてたまるか」という気持ちだけで日々暮らしていたところ、数年前に知った「乳酸球菌FK−23」と「ステビア草」を取り入れてから「免疫力」が高まり病気も徐々に改善され、今ではお蔭様ですっかり元気な身となった。
◆…薬害問題では様々な裁判が行われているが、原告側が勝ったとしても病気が治る訳ではない。命が戻ってくる訳ではないのだ。問題の薬剤「フィブリノゲン」の許可を出し、その問題性が浮上した際に投与リストの存在を公表しなかった国の責任は、人命と同じ重さといっても過言ではないだろう。正に、国は「加害者」なのだ。しからば、国は感染者のために様々な援助をしてあげるべきで、改善率50%といわれているインターフェロンだけでなく私が助けられた「乳酸球菌FK―23」や「ステビア草」などの民間療法にも補助対象を拡げ、個人負担を軽減してあげることが国としての責任ではないだろうか。私は今の健康に心から感謝しており、自分の辛かった体験が連日の報道と重なる度に、「何とか感染者の方々を苦しみから助けてあげたい」、そして「楽しい人生を送ってもらいたい」と、強く心から願う毎日なのだ。(宇治市・秋山一夫・74歳)

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