| 洛タイ投書箱 |
| 荒れる子供……? | ||
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◆…6月21日付「荒れる今池小に沈静化現象」という洛南タイムスの記事を読みました。私は、ここに至るまで学校ではどのような指導をされてきたのでしょうか。子供たちは「してはいけないこと、わるいこと」はすべて知った上での行動です。「赤信号みんなで渡ればこわくない」という群集心理のエスカレートしていくのを恐れます。 ◆…そして思い出したのが、石坂洋次郎著『山のかなたに』です。ここでは旧制中学校が舞台になっています。主題は暴力の否定であり、予科練くずれの上級生の一団による暴力行為が、二年生全員の団結の前に敗北することが描かれています。教師の子供達へのかかわり方が考えさせられます。 ◆…子供は、生まれてからわが家を中心とし、一歩外に出ると地域社会があります。安心して生活し、人間として成長していくために根を張り、幹を太らせていく場であります。子育てに地域住民の「結(ゆい)の力」を求められる由縁であります。 ◆…自分の住んでいる所の自然や歴史を学ぶのも道徳教育の中で欠かせません。書棚で本を探している時『城陽市立富野小学校・創立百周年記念』誌が目につきました。昭和四十八年十月十日の発行です。 ◆…富野荘に生まれ、今を迎えている私にとってはなつかしいものでした。今は亡き方々のお名前も多く、その中に「義人庄屋・文次郎の事跡」が紹介されていました。洛南タイムスには、小森隆さんの筆による『小説・庄屋文次郎』が連載されていました。小学校時代に学んだことを思い浮かべ、ひたすらふる里を護るために貫き通した文次郎の姿に心をひかれると共に、歴史を大切にすることを痛感しました。 ◆…郷土愛の芽生えは自分の生まれ育った「家」にあり、「家族愛」と深くかかわり、「愛校心」「郷土愛」へと発展していきます。 ◆…先人の偉業がひっそりと静かに残されていることにも関心を持つ道徳指導を大切にしたいものです。人の力を超えたものに対する「畏敬の念」ともかかわっています。 (道徳教育を考える一市民) |
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