洛タイ投書箱



《山紫水明の宇治》から、
『開地域の水問題』を考える 2007年6月12日

◆…「山紫水明」は、久保田勇宇治市長の市主催行事挨拶の枕詞であった。
◆…古く宇治ひな七名水や七茗園があり、ユニチカの前身「日本レーヨン」も数多の工場も宇治の水を求めて宇治に来た。
◆…宇治上神社「桐原水」もその七名水の一つである。
◆…地下水や井戸水もまた市街水脈としてあり、嘗て学校行き帰りに喉を潤した場所であった。
◆…いつだったか、鳳凰台から宇治川に下る道に埋設されていた水道鉄管が破裂する出来事があり、給水対応をめぐる問題が起きた。給水車は待てども待てども来ない。「県井」や個人的「井戸水」の世話になった。宇治橋通りの「鮒栄」さんが水の提供をされている事を聞き、鮒栄さん前の長い行列に加わった。そのときは、鮒栄さんの行為とともに「井戸水」の有難さを知った。
◆…阪神大震災時の給水問題は、さらに深刻だったようだ。自衛隊の給水車よりも、小回りの出来る各自治体からの給水車がより活躍したという。
◆…開地域の浄水場も、歴史的経過があり、私が軽軽に賛否の選択に加わることは出来ないが、「早急に行政執行?をせず、さらに住民と十分に話し合うことが大切である。それは、開地域だけの水問題ではない」意味をもつことでもある。
◆…私は、「地下水は守れ」「地場産業や地域再生への利用をはかれ」「飲めるうちは飲み水として、飲めない水になったとしても、防災対策として存続」が必要と考える。
◆…宇治市民の一人として、勿論限度はあるが、仮に、私の水道負担がそのことで値上がりしたとしても存続をのぞむ。
◆…工業化によって、私(達)は大きなものを得たが、失ったものも大きい。とりかえしがつかないようなケースもある。
◆…目先の損得や、勝ち組負け組でものを見たり判断することをやめて「百年の大計」で考えることが求められ必要とされているのではないか。もちろん、目先だけで考えるということが必要とされる場合もある。
◆…話し合いの中から、少なくとも地元住民も納得される道が、あるいは第三の道が見出せるかもしれない。地方自治体の基本精神に立って「まず、閉鎖ありき」の固執した姿勢ではなく「一度決めたことでも、方向転換、決定変更もありうる」という態度を持って、今後とも、とくに地元住民との話し合いに臨まれることを願って止まない。
◆…「宇治を愛し、水問題を考える一市民」より
(宇治蓮華・北村信隆)

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