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2018年 3月 6日

TODAY NEWS

一般会計 過去最大に
井手町18年度当初予算

長年の行革成果で8億円超節約



 井手町は5日、一般会計47億8千万円と特別会計を合わせた、総額74億7985万1千円の18年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比5・8%増で、これまでの最高額だった1999年度予算(46億1900万円)を超え過去最大規模。JR奈良線複線化関連の継続事業に加え、学校給食費支援や人口減少防止事業など、町独自の施策も盛り込んだ。【盛川振一郎】

 一般会計の歳入は、町税が8億5904万3千円。企業進出の増加を見込み、前年度当初より1954万円増やした。JR玉水駅の周辺整備事業で、国庫支出金が5億9398万6千円(前年度比1・8%増)、府支出金が3億9600万8千円(同13・3%増)となる。各種基金から6億9231万5千円を繰り入れ、町債を4億5030万円発行する。
 歳出は、普通建設事業費が14億6897万7千円(同37・2%増)で、災害復旧事業費(280万1千円)と合わせると14億7177万8千円となる。これも、JR玉水駅の周辺整備事業が主な増加原因。人件費は7億9192万2千円で、前年度に比べ1・4%増えた。
 汐見明男町長は当初予算について、過去最大にはなったものの人件費や公債費の大幅な削減を強調した。99年度と比べると、人件費は5億1460万7千円減で公債費は3億5121万4千円減。「人件費と公債費を合わせ、8億円以上の節約になった。早い時期から行革に取り組んできた成果。職員には長期にわたり負担をかけてきたが、これがなければ今回の一般会計は56億円近くに膨れ上がっていた」と説明した。

■小中学校給食費
 全額を補助

 子育て支援充実の一環で、町内の公立3小中学校で給食費の全額支援を行う。近隣では珍しい取り組み。2小学校(井手・多賀、総数279人)では児童1人あたり年間45000円(1食250円、)、泉ヶ丘中学校(146人)では生徒1人あたり同47000円(1食270円)を補助する。町は17年度、給食センター内にアレルギー対応食専用の調理室建設を予算計上したほか、18歳までの医療費完全無料化など独自施策を展開。保護者の負担軽減や人口流出を食い止める一助になることを期待している。

■1等米生産に補助
 団体要望に答える

 農地利用を最適化するため「良質米出荷奨励事業」を始める。1等米30sあたり500円の補助を行う。以前から農業団体の要望があり、それに答えたもの。近隣では京田辺市や八幡市が取り組んでいる。町内のコメは輸出用が主だが、良質なコメ生産を促す。50万円を計上する。

■JR関連や町道整備
 継続事業も

 「人口減少を食い止める」ため、京都産業大学と町職員が共同し13年度から続けてきた「イノベーティングチャレンジ事業」をさらに拡充。18年度は学生がチームを組み、地域課題を集めて分析や解決策提案を行う事業を新たに取り入れる。
 工事が進むJR玉水駅の新駅舎について、東西を結ぶ自由通路とエレベーターは今年末には完成する予定。関連する駅前整備や奈良線高速・複線化事業と合わせ、10億4622万7千円を見込んだ。
 建設が進む府立特別支援学校に関連した町道改良も継続するほか、「町道35―27号線」などの舗装整備を新たに行う。
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