京都:山城地方のニュースをお伝えします

2018年 3月 5日

TODAY NEWS

摘み手確保、待ったなし
守り育てる宇治茶

市長との対話ミーティング



 「宇治のお茶を守り、育てる」をテーマにした第18回市民と市長の対話ミーティングが3日、市観光センターで開かれた。
 集いは「お茶の京都博」テークオフ・イベントに呼応して企画。市営茶室「対鳳庵」でのお茶会から始め、通圓祐介(通圓24代当主)、永谷房園(市茶道連盟副会長)、古川嘉嗣(宇治茶伝導師)、古川瑞穂(茶生産者の奥さん)、市橋公也(岡屋小校長)の5氏が参加した。
 世界に誇る宇治茶の効能、歴史的文化的な価値、他の追随を許さない覆下茶園での本簾(ほんず)栽培――など宇治茶のブランド力を前提にしたミーティングでは、市内の小学3年生が宇治学でお茶の体験学習を行う反面、大人が急須で飲むお茶の魅力に無理解なのではとの声が上がり、市民生活で茶離れが起きているのではとの指摘が話題に。
 覆下茶園での手摘みに不可欠な摘み手の確保に茶農家が苦慮している現状も改めてクローズアップした。
 参加者からは「トップブランドという割に、茶園面積が足りない。農業法人の設立など今後の100年を見据えた取り組みが不可欠」(通圓さん)、「生産、観光、販売などを海外に出向いてもトータルに説明できる総合プロデューサーがほしい」(古川さん)、「普段から家で急須に淹れた煎茶を飲む環境を作らないとますますお茶離れが進む」(永谷さん)などの声が上がった。
 茶農家の奥さんとして古川さんは「学校でのPTCAの活動をうまく活用した茶摘みさんの確保」や「宇治学を通した参加型体験の親子学習の活用」(市橋さん)なども浮上。
 山本市長は「19万市民が宇治茶を取り巻く様々な課題について生産者らと課題を共有し、オール宇治として様々な課題に取り組むことが今まさに求められている」との認識を示した。【岡本幸一】
HOME
読者コーナー
投 書 箱
プレゼントコーナー


山城エリアガイド
企業&商店情報


洛南タイムス
購読申し込み
広告案内
会社概要
洛タイ福祉事業団
サイトの著作権



洛タイトップページ


copyright©洛南タイムス社
京都府宇治市宇治壱番26
TEL 0774-22-4109
FAX 0774-20-1417

※このサイトに掲載する記事や写真、その他のデータの著作権は、洛南タイムス社
またはその情報提供者に属します。無断転載を禁止します。